淡々と記録するよ

数多の星々の中のこの地球にあって

議論は「誰々はこう言った」の積み重ねで進んでいくこと

過去の議論を紹介する文章は,理論的な整理という観点から並べてあったりするが,その背後には時間的に順を追って進んできた議論があり,誰がこう言った,それを受けて誰がこう反論した,最高裁がこのような判例を出した,というような流れがある。

また,議論に対する分析として「この論点でこう解したからからといって,あの論点でああ解すべきとは論理必然的にはつながらない」などと賢げに書いてあったりするが,人の自然な頭の働きとしては繋がっているということの方が議論の流れを把握する上では大事である。