淡々と記録するよ

数多の星々の中のこの地球にあって

20170925

・成績通知が届く日。郵便配達はいつも決まった時間に来るのでポストに見に行ったが、いつもより配達が遅くてまだ来ていなかった。

・論文h29憲法の答案がようやく完成。結局メチャメチャになってしまった。

・成績表が来た。衝撃的な悪さ。

・論文h29行政法の分析。

改めて見返すと、答案で使う情報が問題文にこんなにもそのまま書いてあるのだと気づく。

設問1(2)の、効果裁量のところで、問題文にある災害避難の話から、生命・身体に対する危険がある場面での裁量収縮論を書いている再現答案があってなるほどと思った。

設問2(1)では、弁護士Dから、「道路の区域の決定及び供用の開始が、道路敷地の所有者及び通行者の法的地位に対してどのような影響を及ぼすかについても検討する必要がありそうです。」という誘導を受ける。

そのように聞くと、そういえば、取消しの対象となる行為が原告以外の第三者の法的地位に及ぼす影響は、処分性の検討に関係あるのだろうか、という疑問が生じてくるところである。問題文中の会話相手である弁護士Eも同じ疑問を持ったのか、「本件市道の敷地の所有権は、古くから、私人ではなくY市にあります。道路の区域の決定及び供用開始や路線の廃止がY市の法的地位に与える影響を検討する必要があるのでしょうか。」と尋ねている。

しかし、その直後の弁護士Dは、「そのような疑問も生じ得るでしょうが、……所有者の法的地位に及ぼす影響を検討する必要があります。」と、結論だけを冷たく繰り返すばかりなのである。

これには現場で大いに戸惑った記憶がある。出題者の文意としては、そこは論点にしないから、つべこべ言わず書きまくってくれ、ということだったのだろうか。

・論文h29行政法答案作成 設問1(1)。

・肢別民法